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ティフイーグルを日本で、ティフグランドをアジアで。 コロナ禍でも、チュウブは常に「一歩前」へ。

当社は、タイ・バンコクに拠点を置く、東南アジアにおける高級芝プロデューサーの老舗、QGIインターナショナルプロダクツ社(社長プラノップ・サーリーモン)との間で、新型コロナウイルスの世界的蔓延(パンデミック)に対する革新的な業界初の国際業務提携(ナーセリー互換プログラム)に合意いたしました。

 

当社とQGIは、共にアジア地区の国際芝草遺伝的保証プログラム(ITGAP)の長期優良メンバーです。 当社は、ティフグランド、ティフスポーツ、ティフタフを、QGIはティフイーグルをそれぞれ日本とタイで米国ITGAPの厳しい品種純度管理基準の下で栽培し続けています。

 

従来、国際間の芝苗輸送は、植物検疫検査を伴うため、到着空港における検査不合格、否認(廃棄)リスクが大きなリスク要因となっておりました。

 

今回、このITGAP加盟会員同士の斬新なアライアンスにより、アジア太平洋地域のTifEagleとTifGrandのお客様は、国際間のほぐし苗輸送に伴う検疫不合格リスクゼロで、ITGAPガイドラインで厳しく栽培管理されたブランド芝の高品質ストロンをそれぞれの国で現地購入できるようになります。

 

このスキームの導入により、検疫否認(輸入不許可)リスクがなくなるだけでなく、国際プロジェクトの最大のコスト要素である国際航空貨物運賃の負担もなくなります。(現在、世界中でコロナウイルスのパンデミックにより、国際線の数は大幅に減少しており、減便により航空運賃が上昇傾向となっています)

 

昨今のパンデミックの状況をふまえ、この国際提携企画は米国ジョージア大学研究基金とITGAP本部からも全面的に支持され、米国側の公式かつ献身的なサポートにより、当社はQGIからのTifEagleサブライセンスの下、QGIに代わって日本でゴルフグリーン専用品種、TifEagleを栽培する正式承認を得ました。

 

また同様に、成長するアジアのゴルフ、スポーツターフ市場を見据え、QGIは、当社からのTifGrandサブライセンスに基づいて、当社に代わってタイでTifGrandを栽培することを承認いたしました。

国際業務提携に関するお問い合わせは

(株)チュウブ 東京本社 電話:03-5640-8122